たとえば、候補者による討論は6月19日に日本記者クラブが主催する場でなされ、6月24日にも東京青年会議所主催の討論会が開催されている。蓮舫氏は「討論から逃げないで」などと小池氏を口撃し続けているが、一体どれくらい開催すれば良いと思っているのか。その開催回数は候補者が自身にとって有利か不利かで決めることではないだろう。
加えて、討論会に参加する候補者の数も不可解だ。蓮舫氏は4人の立候補者が参加した日本記者クラブの討論の際に「4人でやらせてもらっている。1つのスタンダードができている」と主張した。だが、今回の都知事選には過去最多の56人が立候補している。公平性の担保は最大限図られるべきであり、それを候補者自身が決めてしまうことには違和感を禁じ得ない。蓮舫氏に対しては、元広島県安芸高田市長の石丸伸二氏や、ひまそらあかね氏らが討論に応じるよう呼びかけてきた。なぜ、それには応じないのか説明も必要だろう。
SNSによる拡散効果で追い上げているといわれる石丸氏はどうか。石丸氏には市長時代の言動に関する賛否や「資金面」での指摘がネット上で多く見られる。たとえば、6月17日の記者会見で、フリーランスライターの畠山理仁氏は「利権政治はやらないという意味でいくと、石丸氏自身が経済的にも自由であることが重要だと思う。今回の選挙戦で活動資金はどれくらい必要だと考えているか。その原資はこれまで石丸氏が蓄えてきた自己資金ですべて賄おうと思っているのか。それとも大口の寄付者や貸付をしてくれる人がいて、頭の上がらない方がいらっしゃるのか」と質問した。
引用元: ・【都知事選】蓮舫氏 小池百合子氏に討論を求めながら、ひまそらあかね氏からの討論呼びかけは応じず [Hitzeschleier★]
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